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熊は怖い・・・でも、魚は釣りたい@天塩川 [釣り・川]

本日はあいにくの雨模様。
日中は雨がやむという予報を信じて、天塩川まで足を伸ばしてみることにしました。
もちろん今週末もメタ坊さんと一緒です。

天塩川は昨秋かなりお世話になった、思い入れのある川。
初めての夏場の釣行で、どんな感じかドキドキです。

道中はかなり本格的に雨[雨]が降ったりしましたが、川に着いてみるとすでに小雨[小雨]に変わっています。
これなら問題なく釣りができそうです[グッド(上向き矢印)]

このあたりは熊も出る地域。
まだ朝早いこともあって、入渓するのはやはり緊張します。
ホイッスルを鳴らしつつ、視界の開けるところまで進みます。


どうやら熊さんはいない様子。
ホッ。

と言うわけで、早速目の前に広がるポイントに狙いを定めて釣りを始めました。
大場所ではなかったので、移動しながら釣りをしているとふとあるものが目に飛び込んできました[どんっ(衝撃)]

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水際に残る何かの足跡。

よく見かける鹿の足跡とは明らかに違います。もちろん人間のそれでもありません。
まさかと思いながら、近づいてよく見てみるとどこかで見たことのある爪痕が。

そう。あれは確かバンフのチョコレートショップでよく見たような・・・。

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↑ ↑ ↑ これとよく似た形の足跡[たらーっ(汗)]

まっ、マジで[exclamation&question]
しかもかなりフレッシュ。型くずれせずに爪痕までくっきり。

大きさからすると子熊のもののよう。

と、とにかく早くメタ坊さんに知らせなくては[ダッシュ(走り出すさま)]

少し下流で釣っていたメタ坊さんのもとへ駆け寄り、「やばいもの見つけちゃいました・・・。」と報告。
確認をお願いすると、やはり子熊の足跡だろうと言うことに。

どうしよう[たらーっ(汗)]

周りを見渡す限り、姿は確認できないので、とりあえずここのポイントを釣ってから、釣り下るか、車に戻って移動するか、考えることにしました。

ホイッスルを鳴らしつつ、しばらく釣っているとメタ坊さんがアメマスを釣り上げました。

釣りバカというのはダメですね。
いざ、釣れた魚を見てしまうと、熊の怖さもどこへやら。
二人でいればきっと大丈夫!熊スプレーも持ってるし!あっさりと、このまま釣り下ることが決定。
今だから、笑って書いていられますが、一つ間違えばかなり危険な状況になりかねなかったことを思うと、少し反省です。

(そうは言いつつ、また同じ過ちを犯すんだろうなぁ)

その後は、まぁ、釣れるわ、釣れるわ。
ニジマス。

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ウグイ。

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アメマス。

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ヤマメ。

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見事四目釣り[手(チョキ)](オショロコマとか釣れれば五目釣りだったのに)

ニンフでも、ワームでも、ドライフライでも。
持ってるフライ、何を投げてもあれよあれよと釣れてしまいます。

特に、ウグイの猛攻はひどかった。
入れ食い過ぎて、トラウトが口を出す隙を与えてくれません。

滅多に使わない、ロイヤルコーチマンとかロイヤルウルフとか。
フライボックスの飾り用フライまでもが、次々とウグイに飲み込まれていきます。

釣り堀よりも釣れる川。天塩川。
熊に守られた川。天塩川。

やっぱりすごいなぁ。
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【訂正】パーペン川じゃなくてぺーパン川 [釣り・川]

今日はルアーフィッシャーマンのE君と釣行。

先週、竿先を無くしてしまったE君は早速新しい竿を購入したようです。
しかも、かなり高価な竿!!
素振りが軽やかです。

先ずは昨日帰りがけに見つけた辺別川のポイントへ。
裏道を通ってたどり着けるそのポイントは大きな堰堤とその前後の淵が"いかにも"という感じのところです。
ウェーダーを持っていないE君でも入れるポイントです。

いつも通り、ワーム&ニンフのパターンでいくつかのポイントを探ってみると、小さな落ち込みで早速ヒット。
しかし、合わせた瞬間、頭上に伸びた木の枝にラインが絡んでバレてしまいました[あせあせ(飛び散る汗)]

続いてE君の希望に従って、忠別ダムへ。
しかし、着いてみると忠別ダムはちょっと増水気味。E君の入りたかったポイントは水没していました(残念)。

ここからまた辺別川に戻るのも面倒だったので、もう一つのE君のお薦めポイント、ぺーパン川へ行ってみることにしました。
初ぺーパン川です。
ダム上流部のインレットで早速スタート。
しかし、インレットの流れは細く、両岸に木が生い茂っていてフライフィッシングにはちょっと厳しい感じです。
ニンフを流しての釣りは難しそう。

周辺では時々魚がライズするのが見えたので、
ここは作戦を大きく変えて、水面をストリーマーで狙ってみることにします。
普段滅多に使わないストリーマー。
手元にあるのはマドラーミノー、ウーリーバガー、ゾンカーくらい。
この中から、一番水面を狙えるマドラーミノーを選択。
この選択が吉と出ました。

15分くらい投げ続けていたと思います。
それまで魚の反応が無く、やっぱりダメかなぁと思いかけていたときです。
それまで水面に浮いていたマドラーミノーの姿が消え、フライラインが音を立てて出て行きます。

きたぁーーーーァァ!!

思わず叫んでしまいました。

予想していなかった大物の引き。
一気に上流へ走っていきます。

このままではまずいかなと思った瞬間。ラインがフッと弛みました。

?!

あれっ?バレた?

???

しかしよく見るとラインはまだ動いています。
しかも今度は勢いよく下流へ。

下流に走られるとさらにタイヘン!!
リールに適度にドラッグを掛け、ラインが出過ぎないように気をつけます。

こういうとき5Xで釣りをしていると気が気ではありません。
無理に巻き上げられないし、かと言ってラインが出過ぎるのも困ります。
何とかバランスをとりながら、相手が疲れるのを辛抱強く待つしかありません。

久しぶりに痛くなる上腕筋。
しかし、心地好い痛み。

5分ほど格闘していたでしょうか。
ようやく疲れが見えてきた相手をゆっくりと足許にたぐり寄せ、無事にネットイン。

やったーぁ[手(チョキ)]

50センチ弱の立派なレインボーです。

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久しぶりの大物[るんるん]に大満足。

先週までの悪い流れは完全に断ち切れたようです。

これからの最盛期、ますます期待値上昇中です[グッド(上向き矢印)]
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復活?@辺別川 [釣り・川]

先週末はボウズだったり、竿が折れたりと踏んだり蹴ったりの週末で、疫病神にとりつかれてしまったのではないかと大いに懸念していたわけですが、メタ坊さんのアドバイスのおかげで思っていたよりも簡単に竿が治り、性懲りもなく今週末も辺別川に来てしまいました。

今日はメタ坊さんといつも貴重な釣り場情報を提供してくれるI氏と3人での釣行です。

今日の目標は
1.同行のメタ坊さんとI氏に災いを呼ばない
2.自分も平穏無事に釣りを楽しむ
3.何とかボウズの連鎖を脱出する

今日は天気予報では晴れだったのですが、朝のうちは予想外の霧雨。
こんな日に限って雨具を持ってきていません[あせあせ(飛び散る汗)]

先ずは最近よく来る「赤い小屋」からスタート。
しかし、予想通りというか、いつも通りというか、このあたりでは魚の気配をまったく感じません。
入渓しやすいポイントなので、餌釣り師に根こそぎ持って行かれてしまったのでしょうか??

そんなわけで、早々に諦めて別のポイントへ移動。
先週下見をしたポイントに入ってみることにしました。

ここも見た目は期待の持てそうなポイントがたくさんあります。

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3人で思い思いのポイントを狙って釣り下っていくと、早速ウェットフライフィッシャーのI氏が一尾掛けた模様[ぴかぴか(新しい)]
50センチ弱の立派なレインボーだったそうです!
メタ坊さんも同じポイントで一尾ゲット。
何だか上向いてきました[グッド(上向き矢印)]

二人が釣り上げた後、僕も同じポイントに入りましたが、さすがに3匹目のドジョウはいなかったようで空振りに終わってしまいました。

その後もここはと言うポイントで、空振りの連続。
そうこうしているうちにもメタ坊さんには何度か魚信がある様子。

やはり最近の好・不調の差(??実力の差?)がしっかりと現れています。

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結局11時までに僕には魚信ゼロ[がく~(落胆した顔)]

陽も照ってきてそろそろ疲れが見えてきた頃、I氏がここでタイムアップ。
まだまだ諦めきれない僕は、I氏に上流のポイントを教えてもらいもう少しだけねばってみることに。

何とか1尾釣って負の連鎖から脱出したい!
この思いが魚に通じたのか久しぶりに魚の感触。
力が入りすぎたのか、合わせた瞬間、勢い余って魚が足許まで飛んできました。
待望の一尾目。
20センチ弱のレインボーです(元気の良いレインボーは写真を撮る前に逃げてしまいました[ダッシュ(走り出すさま)]

これで調子が付いて、その後も2尾続けてゲット。

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30弱&25弱のレインボーを釣り上げて、これで完全復活か?
乞うご期待!
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厄病神?に取り憑かれる [釣り・川]

コレ何だかわかりますか?

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分かる人は分かりますよね。

そうです。
ポキっとやってしまいました(号泣[もうやだ~(悲しい顔)]

カナダで出会ってから5シーズン共にした僕の相棒(フライロッド)。
僕の不注意でトップガイドが折れてしまいました。



それはある晴れた日の昼下がりでした[晴れ]
その日は昼からの参戦で、辺別川のポイント開拓をしていた時です。
1時間半ほど経ち、ポイントを変えるため河原を歩いていたところ、思いも寄らないところで足がすべり、尻餅をついてしまいました。
尻餅自体は大して痛くもなかったので、気にもとめず次のポイントに行き、いざキャスティングをしようとラインを確認したところ、見慣れないものがラインに絡まっています。
あれっ?と思った、次の瞬間、全ての事態を悟り、ぼう然と川に立ち尽くしてしまいました[がく~(落胆した顔)]
なくなった竿先と折れたトップガイドを交互に見つめること数十秒。

・・・・[たらーっ(汗)]

今日はこれからっと思っていたところなのに[バッド(下向き矢印)]

しかし、時すでに遅し。
折れてしまったものはもうどうしようもありません。
さっさと気持ちを切り替えて、今日は釣りをせずにポイント開拓に専念することに。
釣具を片付け、出発[ダッシュ(走り出すさま)]

辺別川の上流部まで車を走らせて釣れそうなポイントを幾つか見つけてきました。

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折れたフライロッドは思い出の品なので、トップガイドだけ交換して修理して使い続けようと思っています。

早速、近所のフライショップに行って修理しようと思ったのですが、トップガイドは置いていないらしい。
永山のフィッシュランドにはトップガイドはあるけど、フライロッド用ではないらしい。
フライロッド用ではないものを付けるとキャスティングにどう影響が出るのかわからないので、これは諦めることに。
結局ネットで取り寄せることになりそう。
しばらく釣りにはいけないかな。
(最近買った#3のロッドはまだリール購入してない[あせあせ(飛び散る汗)]


それにしても、最近釣りに行くと必ずトラブルが起こっています。

先々週は、メタ坊さんのウェーダーに穴が開き、
先週も、メタ坊さんのウェーダーに再び穴が開き、
昨日は、Eくんの竿先が流失。
そして今日はついに僕自身にも厄災が。

これは普通に考えたら、僕に厄病神が憑いていて、僕の周りで様々なトラブルを起こしているとしか考えられません[あせあせ(飛び散る汗)]

メタ坊さん、Eくん、ゴメンナサイ。
悪いのは全て僕です。僕のせいで厄災に巻き込まれてしまってm(_ _)m

ちょっと厄払いに行ってきます[ダッシュ(走り出すさま)]
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辺別川デビュー [釣り・川]

前回の忠別川で散々だったので、新たな釣り場の開拓をしようと思い、メタ坊さんと辺別川にやってきました。

辺別川

噂ではかなり大物が期待できるとのこと。
胸が高鳴ります。

メタ坊さんがI氏から聞いたおすすめのポイントで早速実釣です。
見るからに大物がいそうな堰堤の上流側に入渓。
いつも通りのSan Juan Wormでスタートします。

山の端から顔を出した朝日が、水面に反射しキラキラと輝いています。
その輝きの中を流れるマーカーに目を凝らし、大物の魚信に全神経を集中させます。

・・・・。

・・・・。

あれっ?辺別川もやっぱり渋いのかな?

絶好のポイントのはずなのに魚の反応がありません。
まだ、水温が低すぎるのでしょうか?

とりあえず、藪を漕ぎ上流へ釣り上がりながら魚が活性化するのを待つことにしました。


5時間後。

相変わらずの閑古鳥。
辺別川もダメなのでしょうか?

今日は正午までの釣りの予定だったので、残りの時間、気分を変えるためにも下流へ移動してみることにしました。

下流では川幅も大分と広くなり、キャスティングするスペースも十分に取れるようになりました。
すると早速メタ坊さんが橋のたもとで1尾ゲット。
ここはなんだか期待がもてそうです。

今度は下流へ釣り下りながら、魚の居そうなポイントを一つずつ探っていきます。

その瞬間は突然やって来ました。
川の流れの中に倒木があり、その手前にフライを流したときのことです。
今まで無表情に流れるだけだったマーカーが、すっと水面下に沈んだかと思うと、一気に下流へ引っ張られました。

間違いなく大物の魚信!!

次の瞬間、巨体が空中を二度舞い、今度は障害物の陰に入るように走ります。
障害物の陰に入られては5Xのティペットがあっさり切られてしまう恐れがあったので、ここは何がなんでもこらえます。

相手はなんとか逃れようと、さらに3度大ジャンプを試み、必死に抵抗します。
細いティペットが切られないように慎重に時間をかけて相手が疲れるのを待ちます。
此処から先は根比べ。

数分の後、
だんだんと腕が痛くなって来る頃、ようやく徐々に相手の力が抜けてきました。
一秒でも早くネットに収めたいという気持ちを抑えながら、相手が完全に力尽きるのを待ちます。
実際に時間にすれば1分もないのでしょうが、この時間がとても長く感じます。

そして巨体がネットに収まった瞬間、全身が脱力し、心地よい疲労が腕に残ります。
この数分のために今日一日があったのだなぁと思える至福の瞬間です。

釣れたのは、50センチ弱(?)のレインボー。
丸々と太っています。

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San Juan Wormをガッツりとくわえ込んでいました。

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